タバコは臭いという理論

愛煙家にとっては馥郁たる香りになる

香水にアンモニアが含まれているように、悪臭も又芳香となりうるのだ
そもタバコが臭いと言う理論は、少なくとも最近のシガレットの事であろう


・バーレー葉が多く使われる事で「刺激」ばかりが先行している

騙されたと思ってバージニア葉で作られているピース(10)か
アメリカンスピリット(お勧めはオーガニックかペリク)あたり
パイプなら英国ブレンドダンヒルあたりキューバの葉巻、手巻きならDRUMかGoldenVirginia
もしくは煙管で小粋を一度吸ってみると良いだろう


・低タールで味が薄くなると、必然香料を増やして行かなければ、満足できなくなる

巻いた紙に香料・添加物が増えれば、それだけ燃やした時にどんどん不快な匂いが増えていく。
メンソールが急に増えたのも「軽いタバコだとすった気にならない」と言う声を反映して
ハッカパイプのように強烈な刺激で「吸った気になるようにしている」だけである。

英国では添加物・香料に対して物凄い規制があるので、パイプタバコの英国ブレンドは美味しい物が多い。



・燃焼時間がとても早い

マルボロ3本の間にショートピース1本位だろうか?
喫煙という物は、とかく時間が本来はかかる物であった
爆発的に普及したのは、手軽に早く喫煙できると言うシガレットの恩恵とも言える

燃焼が早ければ、焦げを引き起こし味がよくわからなくなる、
紙巻きたばこもゆっくり吸うことで、味がはっきり解るようになるのだ
その為にクールスモーキングが推奨されるのだがそれを知らない人も多いだろう。


そんな訳で、たばこが臭いと言う人は喫煙者に禁煙を迫るのではなく
「銘柄や喫煙方法」を変えて貰うのも一つの手ではないだろうか。